股関節のトレーニング【柔軟性】

股関節を柔らかくし関節可動域を広げるストレッチ方法、股関節を鍛える強化トレーニング方法を解説。

◆股関節のトレーニング・柔軟性を高めるストレッチの解説

◆股関節の構造上の特徴

股関節の構造【図】

 股関節は人体にある様々な関節組織の中でも、最大の大きさ持つ関節組織である。
 構造も複数の骨が合わさるように構成されており複雑な関節構造であると言える。

 尚、股関節は他の関節と比較すると股関節の構造上、関節の可動範囲に制限が多い事がわかる。
 その為、柔軟性を高める事を目的としたトレーニングを行う前に、股関節は構造上そもそも大きな可動域を持つ関節でないことを理解しておく必要がある。

◆外旋・内旋・外転・内転など複雑な動作を行う関節

 股関節組織は前述した通り様々な制限を受ける関節である。
 しかし、歩く、走る、跳ぶなどの動作や外旋・内旋・外転・内転など複雑な動作を行う関節でもあり
●筋肉
●腱組織
●靭帯組織
 などが複雑に絡み合いながら様々な動作を可能としている関節でもある。

 その為、関節の構造を理解し、じっくりと動きを確認しながら股関節を鍛えていく…(⇒続きを見る)

◆股関節の柔軟性を高めるストレッチについて

 股関節のストレッチを行う前に、まずストレッチを行う目的について考えてみる。

 一般的に我々が柔軟体操やストレッチを行う場合は、
●ストレッチにはどのような効果があるのか?
●どのような目的で行うのか?
 という点についてまでは深く考えずに何となく

☆ストレッチはしておいた方が良い
☆スポーツ選手がストレッチをするのは当たり前
☆練習前・練習後にストレッチを行うのは日々の練習のルーティンワークのひとつ
☆柔軟性が高まると怪我をしにくくなるからしておく

 という何となく聞いたことがある知識や、経験による思い込みから単純にストレッチを行なっているケースが大半ではないだろうか?

 これは決して悪いことではないのだが、ここではもう一歩踏み込んで柔軟性を高める目的…(⇒続きを見る)

◆股関節のストレッチ方法について

 股関節のストレッチを行う目的と効果について前項までは確認したが、ここでは実際に股関節のストレッチ方法についてチェックしていこう。

 まず股関節のストレッチの中でも、自分一人で行える簡単で代表的なストレッチ方法・手順を以下に紹介しておく。

【股関節の簡単なストレッチ方法・手順】
@まずあぐらの姿勢で背筋を伸ばし地面に座る
A次に両足の裏を合わせる
B合わせた両足を両手で軽く離れないように保持する
Cその状態からゆっくり前方へ体をまるめるようにゆっくり倒していく
D痛みを軽く感じる部分で止まり10秒〜15秒静止
E元の姿勢Aへ戻る
F次はAの姿勢で胸をしっかり張る
G胸を張った状態から下腹部を前方にゆっくり突き出していく
H若干反り返る状態をキープしたまま上半身を軽く前方へ倒していく(あまり倒れる事が出来ないはず)
I痛みを軽く感じる部分で止まり10秒〜15秒静止
J元の姿勢Aに戻る

◆股関節のストレッチのポイント

 股関節のストレッチは上記表にあるA〜Jの手順を1セットとして、6セット〜多くても10セット程度で良いのでゆっくり実践してみて欲しい。
 初歩的なストレッチメニューではあるがポイントを抑えるだけでも今までとは効きが変わってくる部分も体感できた人がいるのではないだろうか?
 ここまで広く知られているストレッチングメニュー…(⇒続きを見る)

◆股関節を鍛えるトレーニングについて

 股関節は人体に幾つもある関節の中のひとつの関節組織である。
 その為当たり前の話になるが、厳密には股関節そのものを鍛える事は出来ないない。
 しかし、股関節の構成に関与する組織である
●筋肉や腱組織
 を鍛える事で、股関節の安定を図ったり、股関節への負担を軽減する事は可能である。

 ストレッチが股関節のトレーニングで使用されるのは、ストレッチによって関節周りの組織にダメージを追う事が原因にある。
 例えゆっくり行う静的ストレッチングであっても筋肉や腱の細胞組織は、非常に小さな部分断裂を発症し、傷を負うことになる。
 この微断裂が発症する事で、細胞組織は再生の際に、以前の動作に耐えうる構造に徐々に変貌…(⇒続きを見る)

◆股関節の関節可動域について

 近年、人気が急増しているフィギュアスケートやバレエ、そして新体操競技。
 これらの競技を実践しているアスリートの柔軟性は桁違いと感じるほどに柔軟性が優れている。
 そしてフィギュアやバレエなどの柔軟性の高いアスリートが多いスポーツ競技を実践している方の股関節の可動範囲はほぼ例外なく広い可動域を持つ。

 しかし、この股関節の可動域に関しては、どれだけトレーニングを積んでも一定のライン以上に可動域が広がる事はありえない。
 これは、関節そのものの構造自体が変化している訳ではなく、関節を構成する他の組織の性質…(⇒続きを見る)


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